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しばやんの日々

七夕の由来

いよいよ明日は七夕の日だ。子供の頃に五色の短冊に願い事を一生懸命書いたが、折角作った短冊が何度か雨で濡れてしまい、楽しみにしていた星空を見ることができなかった記憶が何度かある。よくよく考えると、七夕の日に梅雨が明けていることは考えにくく、この日に雨がよく降って星空の見える日が少ないのは当然のことである。しかし仙台では8月6~8日に七夕祭りがある。仙台に限らず北海道や関東では1カ月遅れで七夕を祝う地域が...

祇園祭の「祇園」とは

もうすぐ京都の祇園祭(ぎおんまつり)だ。 今日10日から鉾町で鉾が組み立てられ(鉾建て)、ついで12日からは山が組み立てられる。そして山鉾巡行はいよいよ17日で、今年は土曜日だからすごい人出だろう。 京都には有名なお祭りがいくつかあるが、私は子供の頃から祇園祭が大好きだった。今でもあの祇園囃子の音色を聴くだけで気分が高揚してくる。しかしながら子供の頃に、ふと疑問に思ったことがあった。祇園祭の「祇園」という地名...

二つの祇園祭の関係

前回は祇園祭の「祇園」の事を書いた。今度は「祇園祭」のことを書こう。この祭りは大阪の天神祭、東京の神田祭とともに、日本三大祭の一つとされているのだが、八坂神社の祭礼でありながら山鉾巡行が八坂神社の前を通らないことを誰しも不思議に思う。上の図は、7月17日の山鉾巡行のコースだが、それぞれの山鉾は四条通に入って東進したのち、四条河原町で河原町通りを北上し、河原町御池で西進したのち元の場所に帰っていく。...

祇園祭山鉾巡行と神幸祭を見に行く

学生時代に家庭教師をしていた生徒の親御さんから祇園祭山鉾巡行の特設席の切符を頂いたことがある。私が教えていた生徒の家は、祇園祭の頃は近くに山鉾が立ち並ぶ場所にあった。 特設席は御池通りの北側の京都市役所の近くで、その時に総ての山と鉾の巡行を鑑賞できたので、祇園祭のすべてを観終わったつもりになっていて、それから随分長い間山鉾巡行を観て来なかった。5年前にたまたま17日が週末だったので家内と四条通と御池通...

土用の丑の日に鰻を食べるのは

「土用の丑の日」と言えば誰でも「鰻」を連想する。しかし、「土用丑の日」とはどういう意味なのかよくわからなかったので、ネットで調べてみることにした。その結果、「土用」というのは、立春、立夏、立秋、立冬の終わりの18日間のことを言い、年に土用が4回ある理屈だが、一般的には立秋前の18日間の土用のことを指すということがわかった。今年の場合、土用の入りは7月20日で土用の明けは8月6日だ。では、「丑の日」とは何か...

天神祭と大阪天満宮とあまり知られていないお寺のこと

7月25日は日本三大祭りの一つである大阪天神祭の日で、随分久しぶりにこの祭りを見てきた。若かりし頃大阪市中央区の北浜で勤務していた時に、先輩から「祭りを見に行こう」と誘われて、船渡御を少し見てからすぐ飲み屋に向かった記憶がある。そんなことがもう一回くらいあったが、二回ともすごい人だかりで、遠くでいくつかの船が大川を進んでいくのがわずかに見えただけだった。その時は、仕事が終わってから天神祭を見に行った...